「おはよう。」 朝。まだ陽が昇りきる前に、私とアキハは落ち合った。 お互いに興奮して起きてしまったから。 「……行こうか。」 早く…早く。 会話の時間すらももどかしく、 「【ループ】」 私たちはすぐに図書館へ向かった。