「着いたっと…わぁぁ………綺麗…」







丸い形で、天井が高くて、壁一面が蔵書に埋め尽くされていて、





どこからかやわらかな光が差し込んできて、







とても神秘的なこの場所に私は目を奪われた。







「すげぇな…。人の魔力とは違った魔力に満ちてる…」







「魔法書たちの魔力かな?優しい魔力…」








“魔法書”はその名の通り魔法について書かれた本。







そんな本には魔力が宿っているの。