「さようなら……赤ずきん、俺はお前と出会えて本当によかった。空から見守ってるからな……」 オオカミはキラキラと光り、粉のようになって消えていった。 「オオカミ……く……ッ」 赤ずきんは1人、お花畑で泣き崩れたのだった。