叶わない恋〜14歳の赤ずきんとオオカミ〜



――そして次の日。赤ずきんは、いつものずきんに花の形をしたバッジを付けて、元気よく家を出た。





「お母さん、いってきまぁーす!!」





「いってらっしゃい。……あら、赤ずきんどうしたの? そんなにオシャレして珍しい。……気になる人でもできたの?」





赤ずきんのお母さんはニマニマと笑いながらそう言った。