――そして次の日。赤ずきんは、いつものずきんに花の形をしたバッジを付けて、元気よく家を出た。 「お母さん、いってきまぁーす!!」 「いってらっしゃい。……あら、赤ずきんどうしたの? そんなにオシャレして珍しい。……気になる人でもできたの?」 赤ずきんのお母さんはニマニマと笑いながらそう言った。