赤ずきんはひたすら走り続けた。





後ろをふりかえると、オオカミはもう追いかけてはこなかった。





「……よ……よかった……もう大丈夫だ……早くお婆ちゃんの家に行かなきゃ……」




赤ずきんはお婆さんの家に向かった。