「スッ……すすすす好きって……っ!?」 「うん、私…… とーっても虹が好きなの!」 その言葉を聞いた瞬間、オオカミは大きくため息を出した。 「……はぁー……ビックリさせんなよ……」 オオカミは赤ずきんに聞かれないくらいの小さな声で呟いた。