「きゃっ、もう降ってきちゃった……!! オオカミくん、起きてっ!」 赤ずきんはオオカミを無理やり起こし、雨宿りできそうな場所を探した。 大きな木に、ちょうど2人が入れるくらいの大きさの穴があいていた。 赤ずきんとオオカミは荷物を持って、その大きな木に向かって走った。