叶わない恋〜14歳の赤ずきんとオオカミ〜



2人は時間が経つのも忘れて遊んでいた。





「……あっ、もうこんな時間だ……。早く帰らないとお母さんに怒られちゃぅ……」





空はきれいな夕焼け色にそまっていた。





「じゃあ俺が送ってくよ」





そういってオオカミは赤ずきんを家まで送った。