2人は時間が経つのも忘れて遊んでいた。 「……あっ、もうこんな時間だ……。早く帰らないとお母さんに怒られちゃぅ……」 空はきれいな夕焼け色にそまっていた。 「じゃあ俺が送ってくよ」 そういってオオカミは赤ずきんを家まで送った。