「え……?」 赤ずきんはゆっくり後ろを振り返った。 そこにはさっき出会ったオオカミがいた。 「ぁ……あ……いやあぁぁぁ!!!」 赤ずきんは逃げようとした。だが、腰が抜けて立てない。 「や……だ……食べないで……!!」 赤ずきんは近寄ってくるオオカミにびくびくしている。