そして月曜日…

とてつもない緊張感で登校。




ドサクサに抱きついたコトとか、
化粧が泣き崩れまくった顔を晒してたコトとか、


今さら恥ず過ぎて…



柊也と顔合わせづらっ!




ま、偶然会うコトとかほとんどナイし…

や、それはそれで寂しーな。



と、昇降口に入る。



「…はよ」


かけられた声に…



耳を疑って、テンパって、固まって…

3テンポぐらい遅れて顔を向けた!



「…お、おはよっ。
かっ、風邪ひーてないっ!?」


「え?…ん。

つか、……大丈夫?」



テンパってたから一瞬、アタマ大丈夫?
ってイミに捉えてしまったけど…


柊也の目はすごく心配そーで。



だんだん…




込み上げて来た。





ーじゃ…月曜な…ー

心配して待っててくれたんだ。




すごく嬉しくて…

潤んできた瞳で、頷きを返した。




「…おはよっ!
ねぇ、どーしたの!?」


その声にハッとして振り向くと…

めちゃくちゃ不安そーな顔の穂花。