ねぇ、柊也…



今やっと、
透明なあたしの世界に色が見えたよ。







例えばそれは、悲しみの青だけど…



その存在は見つけられて、

そしてキミに受け止められた。








そーいえば…

キミは"がんば!"のメッセも、
ちゃんと見つけてくれたよね。


あんなちっちゃく、
こっそり隠れたシルシだったのに…




そして昔も…


あたしが泣くといつも、
こーやって悲しみを受け止めてくれてた。




今、この瞬間もそう。


関わらないって言ってたのに、
メーワクかけるかもなのに…



なんで助けてくれんの?

なんでそんな優しいの?







だけど…


あたしはきっと、最初から直感してた。



キミは絶対、"見つけてくれる"って。

存在を受け止めてくれる人だって…




だから…


素直な気持ちをぶつけれたんだね。