テクサレバナ

家に着くと、母さんがいた。




「お帰り……」




と、小さく母さんは俺に言った。




「まさか、クラスメイトの子が死んじゃうなんてねぇ…………。


驚いたわ………事故なんですって?


学校側も、もうちょっと、ちゃんとした柵にしておけば、死ななかったかもしれないのに………。


可哀想ねぇ」




可哀想…………か。




そう、近江は可哀想。


俺なんかのせいで、死んでしまったから…………………。




呪いのせいで…。