テクサレバナ

如月は、その場で泣き崩れた。


大切な友人が死んでしまったんだ、無理もない。




死んで悲しまれるなんて、近江は幸せだな。


俺は………たとえ死んだとしても、きっと、誰にも悲しまれないだろうから………。


透明で空気みたいな俺は、いてもいなくても、同じだから…………。