テクサレバナ

確か、手腐花一輪についていた花は六つだったはず…………………。




「言ったじゃない、呪いだって………」




後ろを振り返ると、俺を追いかけてきたのか、カレンがそこに立っていた。


赤い、手腐花の花のようなワンピースが、風で揺れる。




「手腐花はね、受け取ったのよ……千裕の呪いを。


だから、殺してくれたのよ、手腐花が」




どうして。


どうしてなんだ。




「どうして、カレンは俺にこの花を触らせたんだ!!」