テクサレバナ

って!




「別に私は田中のことを好きなわけじゃ!!!」




顔を真っ赤にさせながらそう言うと、明子と春菜はにやにやしながら、




「本当かな~」


「かな~」




と笑った。




「でも、田中って意外と良い奴だよね。


文化祭の準備サボろうとして、千紗子を押しちゃったときは何あいつ最低腹立つていうか死ね!!って思ったけどさ」


「うんうん。


でも、満を保健室まで運んであげたときは、そりゃあもう本当に白馬の王子様かの如く……」


「けどさ、ちょっとおかしかったよね」


「おかしかったって?」



私は、明子にたずねた。