テクサレバナ

○  ○  ○




「これ、からあげとたまご焼きの味付けはかなり濃かったけど、それ以外のおかずは美味しかった。


じゃあ、俺は早退するから、先生に言っといて!」


「えっ!?えっ!!?」


「また明日!!」


「う、うん……バイバイ」




田中はお弁当を私に返してから、本当に早退したらしく、帰ってこなかった。




美味しかったって、へへへ……………。




「何か、満昼休み終わってから、ずっとにやにやしてるよ………」


「おおー、春ですなあ。


でも、相手は彼女持ちかな~~???」




と、笑いながら話し合う明子と春菜。




うっ、そうだった。


田中には彼女が……。