テクサレバナ

「嘘だろ」


「嘘じゃないわ、本当よ。


誰が死ぬのかは知らないけど………ね」




そんな、また、また俺のせいで、誰かが死んでしまうのか!?


あのときの、近江のように!!




「どうやったら、止められるんだ……?」


「止められない。


誰にも、手腐花を止めることはできないよ」




クスクス笑いながら、カレンは言った。




「じゃあね、それだけ。


バイバイ」




そう言って、カレンは中庭を去っていった。