テクサレバナ

はぁ、はぁ……と息を切らしながら、カレンは言った。




「伝える、ために…はぁ、はぁ………千裕に、……」


「伝える?俺に?一体何を??」




すると、カレンは桜色の唇を動かして、こう言った。




「手腐花の呪いのことだよ」




笑顔で、カレンは言った。




手腐花の、呪いのこと…………?




「どういうことだ」


「今日、千裕が呪った誰かが死ぬ。


手腐花が、殺してくれる」




赤い目で、にやにや笑いながら、カレンは言った。




誰かが、死ぬ………?


手腐花が、殺す…………??