莉緒は、なにがいいたいんだろう。


「はぁ……彼氏も今までいたことない、キスもしたことない、sexもしたことない。
これのどこがビッチなわけ!?」



あー……そうゆうこと。



「もう、今の学校中の皆に聞いてもらいたいよ」


「……でも、男の人と毎晩一緒に過ごしてるよ。この事実を消すことは出来ないでしょ?
皆の記憶からこの事実が消えない限り、
あたしはずっとビッチちゃんなんだよ」


「……結依」




慣れた、なんて言ったけど……


本当は、





そんな汚いものをみる目であたしのこと見てほしくないんだよ。


莉緒みたいに友達だってたくさんほしいよ。

莉緒みたいに見た目も心も綺麗でいたいよ。



でも、この生活をあたしからとることは出来ない。