次の日から新しい高校生活が始まった。




ーーーガラガラ



「夏美おはよ」

「おはよ!響!」





チャイムが鳴ると同時に伊織が入ってきた



「伊織おはよ」

「うっす」






ーーーガラガラ




「ほらー、お前ら席につけ〜。
皆おはよう。えーっと今日の日程はーー」






先生の連絡事項も終わり
休み時間になった。




「お、響じゃん」

「響だよ~おはよ」


太田が窓から顔を出していた。



「伊織は?」

「あー…伊織ー!太田が呼んでるー!」





席で寝かけていた伊織が頭を上げた。

「…ん。…あ、さんきゅ~」


「いえいえ~」