「 さーな!!」



「 あ!マリ‼︎ 夏休みで焼けたね〜!」



「 もう、ずっと親とハワイだったからさぁ!」



「 羨ましいよぉ〜〜‼︎」



「 早苗は!?夏休みどうだった?」




私は、試験の前日に振られた話や和磨くんの事を話した。



湊の彼女の話は、言わなかった。






「 そっか…。試験の前にそんな事がねぇ〜。」


「 うん。振られちゃったけど、やっぱり好きなままでさ……付き合えなくても関わっていたいってゆうか……。」



「 うん。私は、特進の彼が分からないけど、早苗を見てると本当にちゃんと好きなんだなって伝わるよ?」



「 ……ありがとう。」




私は、マリと別れた後、教室に入った。