「はあ……。」 玄関から、家の中をみて自分が逃げきれたことに安堵のため息をつく。 血の雨も、気味の悪い感覚も音もない。 一人暮らし用1Kのそこそこ広いアパート。 僕の家だ。 「助かった……」 そこで、僕は意識を手放した。