懐かしいこのだかれる感覚。



初めて嗅ぐ小五郎さんの匂い。



愛おしい小五郎さんの声。



「小五郎さんっ…。あたしも会いたかった。」



其の後あたし達が抱き合っていたらお兄ちゃんにみんなの前で説教された。



けどそんな苦痛な説教だって小五郎さんと一緒だったから苦痛でもなんでもなかった。


むしろ嬉しかった。



こうやってまた小五郎さんと会えるなんて。



夢みたいだ。



「…ったく、お前らは。公の場だぞ?しっかりしろ。」



「ごめんなさい…」



「すいません。」



あたしと小五郎さんはステージの上で正座をしている。



「まぁ、土方君もそのくらいにしといて。式を再開しましょう。」



と伊東さんみたいな優しそうな人がお兄ちゃんを宥めた。