幕末の狂い咲きの桜の下で…


『うん♪…といじょーもくとーは?』

「そうだった、あそこに置いてあるから好きなの持っていけ!!」といって頭を優しく撫でた。


ーーーーそれから数10分後ーーー

「黒羽〜!!」

素振りをしていた黒羽にドデカイ声で叫びながら突っ込む龍馬。その様子から出かける支度が終わったのだろう。

「黒羽剣術できたのか!?」

『うん♪』

「今度手合せお願いするぜよ!」

とニッコリ笑う

『あい♪おねがいます!』

黒羽も微かに笑いながら頭を下げた。