こんな形で再開するなんて思っても見なかった。
私はどんな顔してあなたに会えばいい?
どうやって話しかければいい?
理央が一瞬悲しそうな顔をしたように見えた。
でもすぐに私から顔をそらしまたうつ伏せになってしまった。
「席は火神の隣な」
えっ?!
よりにもよって…なんで…。
「はい、席につけー」
そう言われて仕方なく理央の隣の席に座る。
理央を見るとうつ伏せになったまま。
「はい、じゃあこれでHRおわりなー」
そう言うと先生は教室を出ていった。
「…理央「ねーねー!」
私が理央に話しかけようとしたとき、何人かの女の子達にそれを阻止された。
「なに?」
「星野さんのことなんてよんだらいいかな?」
「むこうではかめって呼ばれてた」
「かめ?
それだったらかもめの方良くない?」
「星でいいよ」
めんどくさいなこのグループ。
絶対中心にいる奴らだよ。
「じゃあ星ちゃんね!
星ちゃんさ絶対モテたでしょ!」
「モテてないよー」
必ずこうゆう話しするよね。
人がモテるかとかどうでも良くない?
『ガタッ』
私がこの子達と話していると隣の理央が立ち上がって教室を出ていく。
「あっ、ちょっとごめんね」
私はこの子達を後にして理央を追いかけた。
「理央…待って!」
後ろから理央のことを呼ぶ。
理央は立ち止まりこっちを向いた。
冷たい視線。
そして理央の冷たい一言が私に向けられた。
「お前誰だっけ」
え…?
何それ…。
私は固まった。
理央は私にそれだけ言ってどこかに行ってしまった。
私のことなんて忘れたの…?
「かもっちじゃない?!」
一人で立ち尽くしている私の後ろから声がした。
後ろを向くと
「久しぶり!」
笑顔の可愛い中学の頃の友達坂上沙奈がいた。
「沙奈ちゃん!」
私はとっさに明るい声を出す。
沙奈ちゃんは昔から感がいいから。
何かを悟られないように。
「こっち戻ってきたんだねぇ!」
「うん、そーなの!」
沙奈ちゃんとは何げに仲良かったのかな。
私が一番好きだった友達。
でも引っ越すときみんなの連絡先消しちゃったんだよね。
「アドちょーだい!」
私は思い切って沙奈ちゃんに聞いた。
勝手に消しちゃって携帯も変えたから聞きづらいんだけど…。
「いいよいいよー!
てか今日遊ぼーよ!」
「いいねー!あそぼー!」
嬉しいな。
理央の事も聞きたい。
でもさっきの態度は当たり前なのかもしれない…。
全部私のせいだもん。
あの頃の私は弱くて理央と別れることに耐えられなかったんだ。
だからなにも言わずに居なくなった。
言えなかった。
理央を心配させて…傷つけた。
もう、元には戻れない。
「じゃあ後でね!」
沙奈ちゃんが手をふって自分の教室に戻っていった。
鐘がなって私も自分の教室に入る。
あっ、さっき女の子達放置したんだった。
女の子達の方を見るとちょっと私を睨んでいた。
あー敵つくっちゃった。
まぁいいか…、仲良くなれなそうだったし。
授業が始まっても理央は帰ってこなかった。
一番頭のいいクラスなだけあって内容が複雑だった。
私は眠くなって机にうつ伏せになっていたらいつの間にか寝ていた。
どうしよう…。
どうしたら理央と話せるかな…。
なんて話したらいいかな…。
昔の夢を見た。
大阪にいるときもしょっちゅう見てた。
理央の夢。
付き合っていた頃の夢。
理央…。
私は、また会えて死ぬほど嬉しい。
理央が私をどんなに憎んでいても。
嬉しくて仕方がない。
なんで私は理央の手を…離してしまったんだろう。
「理央…」
「おい…」
ん…。
誰かの声がする。
どこか懐かしいような声がする。
「……り…お」
『ガバッ』
今私変なこと言わなかった?!
自分でビックリして机から飛び上がる。
教室には誰もいない。
いやいた、1人。
「りっ理央!」
私の隣には理央の姿があった。
また、悲しそうな顔。
「…理央『ガタン』」
私が話しかけようとしたとき理央が立ち上がって椅子の音が私の声をかき消した。
そのまま理央は教室を出て行こうとしてる。
また理央の後ろ姿…。
もう背中しか見れないのかな…。
正面から話したり、隣に並んで歩いたり
…もうできないのかな。
「…ごめん」
ごめん理央。
お願いだからこっち向いてよ。
その言葉を聞いた理央がこっちを向いて
今にも泣きそうな顔を私に見せた。
その顔をみた私は涙が出て…止まらなかった。
私があの時ちゃんと話してたら…
ちゃんと2人で話し合ってたら…
こんなことにはならなかったのかな…?
まだ幼かった私は理央に別れを告げることなんて出来なかった。
こんなに…
こんなに
「好きなの…理央」
好きなのに。
もう誰もいない教室で私の声はちょっとだけ響いた気がした。
泣き終えた後鏡を見てみると少し目の下が赤くなっていた。
時計を見るとだいたい4時間目くらいかな。
体育なのかな…。
人いないってことは。
だれも起こしてくれなかったんだな。
理央は起こそうとしてくれたのかな。
昔もあったな。
私すぐ寝ちゃうから毎回理央が起こしてくれてたんだよね。
起こし方は意地悪だったけど。
体育終わったらみんな戻ってくるな…。
どうしよう、保健室行こうかな。
そう思い席をたった。
そこに
「あれーかもめじゃん」
…。
だれ…。
私のことかもめって呼ぶなっていったよね。
教室に男の人が入ってきた。
「なんでここにいんの?一瞬わかんなかった」
え?
「…全然わかんない」
中学の人…?
「ひっでぇ昔よく遊んでたのによ」
うそ…。
「翔?!」
「おー正解」
うそ!全然違うよ。
「かっこよくなってる」
「は、昔からかっこいいだろ俺は」
いや、そーなんだけど、色気が出てるっていうか。
「そーゆうかもめは相変わらず…」
…殺す。
「いや、こえーよ」
あ、殺気が出てた。
「嘘だってめっちゃ美人になったな」
…なんか
「あんまし嬉しくない」
「なんだとコノヤロー」
ふふふ…。
翔だぁ。
すごい。
昔に戻ったみたい。
昔…。
「あれ、てか目の下赤くない?」
翔が気づいた。
「あっ、かきすぎた…のかな」
えへへ…と笑って誤魔化す。
「…そうか、じゃあ保健室で冷やした方いいな」
翔は後ろを向いた。
気使ってくれてる。
泣いたって気づいたんだね。
翔は昔から女の子をわかってくれる。
「いくぞー」
「はーい」
原因に触れないでくれるその優しさとか
一人にさせたくないとか思ってるところとか
…変わらないね。
翔だ。
翔が教室を出ていく。
私も翔の後ろをついていく。
「翔って頭よかったっけ」
「はっ馬鹿にすんなよ」
翔はドヤ顔で話してくる。
私はそれがなんだか笑えていつのまにか笑顔になっていた。
それをみた翔も嬉しそうに笑っていた。
「先生いないみたいだけどちゃんと冷やすんだかんな!」
「へいへーい、ありがとね」
「おうよっ」
保健室について中に入ったが
先生が居なくて
翔が冷蔵庫から勝手に保冷剤をとって私にくれた。
それを受け取ると翔はすぐに教室を出ていこうとする。
「どこ行くの?」
「俺、今日はもう帰るわ」
二カッと歯を見せて言った。
「あ、そなんだ…気をつけてね」
「おう!お前もお大事にな」
翔は保健室から出ていった。
私は保冷剤をハンカチで包んでから
ベッドの上に寝っ転がって目の上に保冷剤を置いた。
冷たくて気持ちいい。
ベッドも少しフカフカだ。
このまま寝よう。
初日だし先生も大目に見てくれるだろう。
疲れたし。
私はそのままベッドで眠りについた。
「ん…」
よく寝た。
携帯を見ると6時間目の最後の方だとわかる。
保健室の先生いないのかな…。
私のこと起こさないなんて。
ベッドからおりてカーテンを開けると先生がいた。
え…。
もしかして寝てるの?
先生はデスクにうつ伏せになっている。
まじかよ…。
教師としてどうよ。
「先生、起きてください」
私は先生の体をゆする。
「…ん…」
保健室の先生って普通は女の人じゃないのかな?
てか色気のある声出すなよ。
「ちょっとー!」
全然起きないし。
と、おもっていたら
『ガバッ』
うわぁ!!
先生が顔をバッと思い切りあげた。
ビッびっくりした…。
「…誰だお前」
先生がこっちを向いて私にといかける。
「星野です」
「ベッドでずっと寝てたやつか」
「あぁそうです」
転校生知らないのか…。
保健室の先生なのに…。
「まぁいいけど、もう授業終わるぜ」
「あっそうですね、
ありがとうございました」
変な先生だな。
保健室を出て廊下を歩いていると鐘がなった。
あ、授業おわった。
教室に入ると先生がちょうど教室から出ていった後で
クラスはザワザワしている。
…理央はいない。
カバンもないから帰ったのかな。
「星ちゃん、ずっとどこにいたの?」
朝の女の子達が私の元にやって来て訪ねてきた。
「…保健室だよ」
「初日からサボリなんていいの?
授業ついていけなくなるんじゃないかなぁ?」
何げにぶりっ子だなこの子。
「それは大丈夫なんだ」
理央には勝てないけどこのクラスの1位が理央なら私は2位だからね。
「へっへぇ…」
女の子の顔がひきつってる。
今の返し方ムカついちゃったかな?
まぁいいか。
「じゃあ私帰るから」
「あぁ、またね星ちゃん」
自分の席の横にあるカバンをとって教室からでる。
そこにちょうど沙奈ちゃんがやって来た。
「グッドタイミングやね」
沙奈ちゃんは笑いながらいった。
可愛いなー。
「じゃあ行こ!」
私のクラスはまだHRが終わってないけど。
私と沙奈ちゃんは皆よりちょっと先に学校を出た。
私はどんな顔してあなたに会えばいい?
どうやって話しかければいい?
理央が一瞬悲しそうな顔をしたように見えた。
でもすぐに私から顔をそらしまたうつ伏せになってしまった。
「席は火神の隣な」
えっ?!
よりにもよって…なんで…。
「はい、席につけー」
そう言われて仕方なく理央の隣の席に座る。
理央を見るとうつ伏せになったまま。
「はい、じゃあこれでHRおわりなー」
そう言うと先生は教室を出ていった。
「…理央「ねーねー!」
私が理央に話しかけようとしたとき、何人かの女の子達にそれを阻止された。
「なに?」
「星野さんのことなんてよんだらいいかな?」
「むこうではかめって呼ばれてた」
「かめ?
それだったらかもめの方良くない?」
「星でいいよ」
めんどくさいなこのグループ。
絶対中心にいる奴らだよ。
「じゃあ星ちゃんね!
星ちゃんさ絶対モテたでしょ!」
「モテてないよー」
必ずこうゆう話しするよね。
人がモテるかとかどうでも良くない?
『ガタッ』
私がこの子達と話していると隣の理央が立ち上がって教室を出ていく。
「あっ、ちょっとごめんね」
私はこの子達を後にして理央を追いかけた。
「理央…待って!」
後ろから理央のことを呼ぶ。
理央は立ち止まりこっちを向いた。
冷たい視線。
そして理央の冷たい一言が私に向けられた。
「お前誰だっけ」
え…?
何それ…。
私は固まった。
理央は私にそれだけ言ってどこかに行ってしまった。
私のことなんて忘れたの…?
「かもっちじゃない?!」
一人で立ち尽くしている私の後ろから声がした。
後ろを向くと
「久しぶり!」
笑顔の可愛い中学の頃の友達坂上沙奈がいた。
「沙奈ちゃん!」
私はとっさに明るい声を出す。
沙奈ちゃんは昔から感がいいから。
何かを悟られないように。
「こっち戻ってきたんだねぇ!」
「うん、そーなの!」
沙奈ちゃんとは何げに仲良かったのかな。
私が一番好きだった友達。
でも引っ越すときみんなの連絡先消しちゃったんだよね。
「アドちょーだい!」
私は思い切って沙奈ちゃんに聞いた。
勝手に消しちゃって携帯も変えたから聞きづらいんだけど…。
「いいよいいよー!
てか今日遊ぼーよ!」
「いいねー!あそぼー!」
嬉しいな。
理央の事も聞きたい。
でもさっきの態度は当たり前なのかもしれない…。
全部私のせいだもん。
あの頃の私は弱くて理央と別れることに耐えられなかったんだ。
だからなにも言わずに居なくなった。
言えなかった。
理央を心配させて…傷つけた。
もう、元には戻れない。
「じゃあ後でね!」
沙奈ちゃんが手をふって自分の教室に戻っていった。
鐘がなって私も自分の教室に入る。
あっ、さっき女の子達放置したんだった。
女の子達の方を見るとちょっと私を睨んでいた。
あー敵つくっちゃった。
まぁいいか…、仲良くなれなそうだったし。
授業が始まっても理央は帰ってこなかった。
一番頭のいいクラスなだけあって内容が複雑だった。
私は眠くなって机にうつ伏せになっていたらいつの間にか寝ていた。
どうしよう…。
どうしたら理央と話せるかな…。
なんて話したらいいかな…。
昔の夢を見た。
大阪にいるときもしょっちゅう見てた。
理央の夢。
付き合っていた頃の夢。
理央…。
私は、また会えて死ぬほど嬉しい。
理央が私をどんなに憎んでいても。
嬉しくて仕方がない。
なんで私は理央の手を…離してしまったんだろう。
「理央…」
「おい…」
ん…。
誰かの声がする。
どこか懐かしいような声がする。
「……り…お」
『ガバッ』
今私変なこと言わなかった?!
自分でビックリして机から飛び上がる。
教室には誰もいない。
いやいた、1人。
「りっ理央!」
私の隣には理央の姿があった。
また、悲しそうな顔。
「…理央『ガタン』」
私が話しかけようとしたとき理央が立ち上がって椅子の音が私の声をかき消した。
そのまま理央は教室を出て行こうとしてる。
また理央の後ろ姿…。
もう背中しか見れないのかな…。
正面から話したり、隣に並んで歩いたり
…もうできないのかな。
「…ごめん」
ごめん理央。
お願いだからこっち向いてよ。
その言葉を聞いた理央がこっちを向いて
今にも泣きそうな顔を私に見せた。
その顔をみた私は涙が出て…止まらなかった。
私があの時ちゃんと話してたら…
ちゃんと2人で話し合ってたら…
こんなことにはならなかったのかな…?
まだ幼かった私は理央に別れを告げることなんて出来なかった。
こんなに…
こんなに
「好きなの…理央」
好きなのに。
もう誰もいない教室で私の声はちょっとだけ響いた気がした。
泣き終えた後鏡を見てみると少し目の下が赤くなっていた。
時計を見るとだいたい4時間目くらいかな。
体育なのかな…。
人いないってことは。
だれも起こしてくれなかったんだな。
理央は起こそうとしてくれたのかな。
昔もあったな。
私すぐ寝ちゃうから毎回理央が起こしてくれてたんだよね。
起こし方は意地悪だったけど。
体育終わったらみんな戻ってくるな…。
どうしよう、保健室行こうかな。
そう思い席をたった。
そこに
「あれーかもめじゃん」
…。
だれ…。
私のことかもめって呼ぶなっていったよね。
教室に男の人が入ってきた。
「なんでここにいんの?一瞬わかんなかった」
え?
「…全然わかんない」
中学の人…?
「ひっでぇ昔よく遊んでたのによ」
うそ…。
「翔?!」
「おー正解」
うそ!全然違うよ。
「かっこよくなってる」
「は、昔からかっこいいだろ俺は」
いや、そーなんだけど、色気が出てるっていうか。
「そーゆうかもめは相変わらず…」
…殺す。
「いや、こえーよ」
あ、殺気が出てた。
「嘘だってめっちゃ美人になったな」
…なんか
「あんまし嬉しくない」
「なんだとコノヤロー」
ふふふ…。
翔だぁ。
すごい。
昔に戻ったみたい。
昔…。
「あれ、てか目の下赤くない?」
翔が気づいた。
「あっ、かきすぎた…のかな」
えへへ…と笑って誤魔化す。
「…そうか、じゃあ保健室で冷やした方いいな」
翔は後ろを向いた。
気使ってくれてる。
泣いたって気づいたんだね。
翔は昔から女の子をわかってくれる。
「いくぞー」
「はーい」
原因に触れないでくれるその優しさとか
一人にさせたくないとか思ってるところとか
…変わらないね。
翔だ。
翔が教室を出ていく。
私も翔の後ろをついていく。
「翔って頭よかったっけ」
「はっ馬鹿にすんなよ」
翔はドヤ顔で話してくる。
私はそれがなんだか笑えていつのまにか笑顔になっていた。
それをみた翔も嬉しそうに笑っていた。
「先生いないみたいだけどちゃんと冷やすんだかんな!」
「へいへーい、ありがとね」
「おうよっ」
保健室について中に入ったが
先生が居なくて
翔が冷蔵庫から勝手に保冷剤をとって私にくれた。
それを受け取ると翔はすぐに教室を出ていこうとする。
「どこ行くの?」
「俺、今日はもう帰るわ」
二カッと歯を見せて言った。
「あ、そなんだ…気をつけてね」
「おう!お前もお大事にな」
翔は保健室から出ていった。
私は保冷剤をハンカチで包んでから
ベッドの上に寝っ転がって目の上に保冷剤を置いた。
冷たくて気持ちいい。
ベッドも少しフカフカだ。
このまま寝よう。
初日だし先生も大目に見てくれるだろう。
疲れたし。
私はそのままベッドで眠りについた。
「ん…」
よく寝た。
携帯を見ると6時間目の最後の方だとわかる。
保健室の先生いないのかな…。
私のこと起こさないなんて。
ベッドからおりてカーテンを開けると先生がいた。
え…。
もしかして寝てるの?
先生はデスクにうつ伏せになっている。
まじかよ…。
教師としてどうよ。
「先生、起きてください」
私は先生の体をゆする。
「…ん…」
保健室の先生って普通は女の人じゃないのかな?
てか色気のある声出すなよ。
「ちょっとー!」
全然起きないし。
と、おもっていたら
『ガバッ』
うわぁ!!
先生が顔をバッと思い切りあげた。
ビッびっくりした…。
「…誰だお前」
先生がこっちを向いて私にといかける。
「星野です」
「ベッドでずっと寝てたやつか」
「あぁそうです」
転校生知らないのか…。
保健室の先生なのに…。
「まぁいいけど、もう授業終わるぜ」
「あっそうですね、
ありがとうございました」
変な先生だな。
保健室を出て廊下を歩いていると鐘がなった。
あ、授業おわった。
教室に入ると先生がちょうど教室から出ていった後で
クラスはザワザワしている。
…理央はいない。
カバンもないから帰ったのかな。
「星ちゃん、ずっとどこにいたの?」
朝の女の子達が私の元にやって来て訪ねてきた。
「…保健室だよ」
「初日からサボリなんていいの?
授業ついていけなくなるんじゃないかなぁ?」
何げにぶりっ子だなこの子。
「それは大丈夫なんだ」
理央には勝てないけどこのクラスの1位が理央なら私は2位だからね。
「へっへぇ…」
女の子の顔がひきつってる。
今の返し方ムカついちゃったかな?
まぁいいか。
「じゃあ私帰るから」
「あぁ、またね星ちゃん」
自分の席の横にあるカバンをとって教室からでる。
そこにちょうど沙奈ちゃんがやって来た。
「グッドタイミングやね」
沙奈ちゃんは笑いながらいった。
可愛いなー。
「じゃあ行こ!」
私のクラスはまだHRが終わってないけど。
私と沙奈ちゃんは皆よりちょっと先に学校を出た。

