―もっと、刺激的な恋を。―

華柏 心葉里(はなかせ みより)。 過去に辛い経験があり雨の日がとても嫌い。 そして、そんな雨の日苦しんでるところを助けてくれた人。 東国 月季(とうごく つき)。 隣のヤンキー高に通っている男の子で、接点が多くなり、一緒にいることが増えていく。 そんな２人の間に見えない壁があり、好きなのにこれ以上近づけずに苦しんでいる月季。 『どうしたら心葉里を助けてやれる』 『もう一人で苦しむなよ』 『俺がお前を守るから』 月季と出逢ったことで心葉里の人生がとても大きく変わっていく。 『好き…好きだよ月季』 『お願い…死なないで』 心葉里と出逢って月季の人生も大きく変わる。 『２人は一緒じゃなきゃダメなんだと思うよ』 ありがとう……愛してる。 ずっと一緒にいような。 ２人の恋は…。

あの頃の私はあなたの隣にいれるほど強 い人間じゃなかったんだ。 だから強くなってあなたの隣を歩いて行 けるようになりたいんだ。 お母さんの突然の死で中学２年生の時に 離婚で離れ離れになったお父さんとおに いちゃんの居る東京に帰ってきた私、 星野かもめ。 転入先の高校でお母さん達の離婚前に付 き合っていた彼氏、火神理央と再開。 『お前誰だっけ』 『俺に話かけんな』 『なんで戻って来たんだよ…』 ふたりの間には辛い過去があって…。 『もう２度と戻れないのかな…』 こんなに好きなのに…。 お互い好きな筈なのに素直になれない。 『それでも私は諦めないよ、次は絶対離したりなんかしない』 私は今度こそずっと君の隣を歩いて行けるようになるんだ。

何こいつ！ 超最悪！ 「邪魔なんだよ」 暴言を吐き去っていく男。 私は水浸し。 これがこいつ、葛波 堯(くずなみ あき)との出会い。 立花 恋詠(たちばな こよみ)。 人生で1番最悪な日。 許さない。

『しつこい、いいかんげんにして』 毎日のように告る私に酷い言葉を投げつける。 それでも好きなんだもん。 『振るのめんどくさくなった』 強引だったけどやっと付き合えるようになった。 なのに… 『邪魔…俺の前に立つな』 『小さいのに目障り』 …何も変わらない日常。 ちゃんと好きになってもらいたい。 好きって言わせたい。 『言うかよバカか』 まっ負けないもん！