好きと言えたら。








「んじゃ、次の授業まで35ページやってくること。はい、おわり」




時間ぴったりに終わる真くんの授業。





あたしは教科書を机に締まって、
お弁当を取りに行こうと立ち上がった。




「澪夜」





真くんの声。



「これ、持ってきて」




真くんは教材を指さして
教室を出ていった。




「澪夜ー屋上で待ってるねー」




「うん。ごめんね。」