ヴァンパイア・リーベ

【リーラ】

あれ?私どうしたのかな?

私がいる所は、辺りは暗くて冷たい世界だった。

「そうだ。私は、死んだんだっけ?」

なんで死んだんだっけ?

それを思い出すまでに、数分かかったけど自分が死んでいるようには思えなかった。

「それに、体が温かい……?」

すると、私の近くであの子猫の鳴き声が聞こてえきた。

「ミャ〜」

「私を呼んでるの?」

私は幼い頃から森の中で育ってきた為、友達は周りの動物たちだった。

だから、なんとなく動物たちの言葉が分かることがある。

私は、その声に導かれ目を覚ました。

「ん……」

目を開けると最初に見えたのは、高い天井だった。

「ここは……、どこ?」

動こうとしたけど、体がだるくて動けそうにもなかった。

「体がだるい……、もしかして風邪?」

おでこに手を当てると、手に熱さが伝わる。

「まさか……、風邪を引くなんて」

見知らぬ家で風邪を引いて寝込むなんて…。

でも、それよりあれは夢だったのかな?

そもそもなんで私ここに居るんだろう?確か狼の一族に傷つけられて。

「それで……、どうなったの?」

あの男の人はどうしたのかな?

「ミャ〜」

「あっ……!」

ベッドの下から子猫が顔を覗かせて、私の傍へとやってくる。