「っ、なに…今の」





まだ爆発してしまいそうなくらいドキドキしている心臓。



触ると熱い頬。





なにこれ、なにこれ、なにこれ!



至近距離で見た晴の熱っぽい表情と、

囁かれた声が頭から離れない。






「ば、ばか…」




女慣れしてるイケメンって怖い。


こんなに心をめちゃくちゃにしておいて、どうせ向こうは余裕なんだ。


ああもう、本当に…。





「ずるい…」