君のいいところ、1つしか思いつかない。






「なんで…」




なんで、それを言うのが晴じゃないの?

全然知らない人が言うの?

あたしが可愛いって言われたいのは晴なのに…!






「っ、俺の彼女に!何か用ですか」








強引に間に入ってあたしの肩を抱き寄せたのは、息を切らした晴だった。