「お、戻ってきたー」
少なくとも一矢さんは、酒のせいで出来上がってると思う。
正也さんと悠真さんは、相変わらずクールな性格を保っている。
あたしは達さんの顔色を窺いながら座る。
あたしの状況も知らず、呑気に一矢さんは話しだす。
「なぁー逹~。
美緒ちゃんってガード固いなー」
あたしはそんな彼の言葉に、肩をビクリと震わせる。
「そうか?
まぁおまえだからあんましゃべんねーだけじゃね?」
良かった...
あんまり怒ってないみたい。
「えー。
それちょっとひどい!
なぁー逹。
俺美緒ちゃん気に入ったー。
持って帰っていい?」
この一矢さんの言葉に、達さんは顔をしかめた。
同時に空気が重くなった。


