あたしの頼み、聞いてくれたのかな。
それともあの殴った意味は、断るってことなのかな。
あたしはわからないまま、狭い部屋に寝転んだ。
すると達さんが来た。
「どれがいいんだ?
ペンはこれだけしかないが」
彼は5冊のノートをあたしに示してくれた!
いずれも大学ノートだった。
「どれでもいいですよ...」
あたしに選択の余地を与えないで欲しいものだ。
そして彼は一旦舌打ちして、あたしに言った。
「なんだよ、それくらい選べよ。
おまえは欲あるのか? ねーのか?
いや、あるだろ」
なんて言われた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…