と用件が済んだ彼は、仕事に出掛けていった。
明日か。
結構早いんだな。
いや、彼は最近電話の回数が増えている。
きっとこの事に関する話でもしてたんだろう。
...愛想よく...か。
あたしの苦手分野。
だって笑っていても、周りから冷めた笑顔なんて言われ、近寄ろうともしてくれないから。
これは同性の場合。
達さんの事だから、きっと男性を連れてくる。
余計愛想振り撒けず、達さんの評価を下げてしまいそうだ。
とにかくあたしは一人でポツンとなってる部屋の中で、奇妙な作り笑いの練習をするのであった。
翌日。
緊張したのか、あたしはすぐに眠れてしまった。
今日の晩ごはんを、彼の同僚と共にするらしい。
しっかりと晩ごはんを食べろと、彼から仕事に行く直前に言われた。


