行為が終わった。
と同時に彼は我を取り戻したようだ。
ズボンを履くとこちらを見た。
あたしは彼のベッドで倒れている。
痛みで動くことすらできない。
それにまだ涙が止まらない。
「ごめんな、痛かっただろ」
今さら彼はそんなことを言って、あたしの頭を撫でる。
あたしは彼に顔を見えないように、腕に押し付けている。
涙が止まらない...。
早く止めないと、殴られちゃう。
だけど...止まらないよぉ...。
「本当にごめんな」
あたしが自分自身に言い聞かせると、彼はあたしをゆっくりと抱き締めた。
またいつ彼が怒りを振るうかわからないから、恐怖が伴う。


