あたしのために作ってくれたんだ......。
「いただきます」
あたしは何も言わずただ挨拶をしてから、それを食べ始めた。
「具合はよくなったのか」
地面に座る達さん。
普通この状況はあり得ないんじゃないの。
どうしてそんなにあたしに優しくできるのよ。
「昨日よりだいぶ楽になりました。
達さんのおかげです。
ありがとうございます」
しっかりと相手の目を見て、礼を言った。
彼は照れ臭そうな表情をしていた。
そしていつものようにあたしの食事中は、彼は部屋から出て行った。
食欲は戻ったみたいで、あたしは完食した。
お盆たちを床に置き、ベッドでゆっくり休む。
久しぶりにこんな心地の良いひととき。
嬉しくて仕方ない。


