「お前はそんなこと考えるな。
腹減ったろ、待ってろ」
そう言って出て行った。
そんなことってどんな事?
達さんはずっと黙ってて、最後にそんな発言して。
何の事を言ったの。
あたしにはそれを尋ねる勇気は無い。
少しすると、彼はやってきた。
鍋を持って。
「あの...いつもの部屋に戻ります」
さすがに寝室で食事するのはダメでしょ、と思ってあたしは言う。
「何故だ?
そんなにあそこが気に入ってるのか?
いいからここで食え」
彼はそう言ってあたしの前にお盆に置いた鍋を置いた。
フタを開けてくれ、中にはお粥が入ってることがわかった。


