それから数十分がして、達さんはあたしの部屋から戻ってきた。
あれから何も言わず出て行った彼が、再び袋を持っている。
「ほら、ポカリと、ヨーグルト。
これなら食えるだろ?」
疲れた体してるのに、あたしのためにわざわざ買ってくれたんだ。
これなら拒まない方がいいよね。
「いただきます」
スプーンの入った袋を開け、ヨーグルトのフタも開けて食べようとする。
「待て」
だが彼からの 待て が入る。
不思議に思い顔を上げる。
するとでこにひんやりとするものが貼られた。
冷たくて気持ちいい。
「ありがとう...」


