達さんが退室したのを確認すると、あたしは弁当を無視して横になった。
でこに腕を載せる。
ほんの少しだけそれも一次的の痛みの緩和を求めて。
それからぼーとしていたのに気づかず、達さんが入ってきた。
彼が袋に目をやった時に、ヤバいと気づいた。
「食ったようだな」
外身しか見てないため、まだあたしが手をつけてないことに気づいてない。
これから沸き上がる彼の怒りに、あたしの逃げる場所はない。
「何で食ってないんだよ!?」
大声を出す彼。
あたしに鋭い視線が向けられる。
足音を大きくならしながらこちらに迫ってくる彼。
あたしは座ったままあとずさっている。


