達さんがわざわざあたしのために作ってくれた朝ごはん。
やっぱり完食はできなかった。
3分の1程度残してしまった。
これでも結構食べられた方だ。
この前みたいに残した分、無理やり彼に食べさせられるのかな。
そうだとしたら、無理だよ...。
何も悟られぬようにと、あたしは毛布を畳んだ。
そしていつものように退屈な日々を送るんだ。
だって達さんは何歳かわからないけど、立派な大人だ。
ちゃんと仕事に行って、お金を稼いでいっている。
だからいつも家にいるわけではない。
あたしは達さんが食器を片付けるまで、部屋の隅で体育座り。
朝は食器の片付けくらいにしか、ここに入ってこない。
その一度が終われば、あたしは毛布を被って体調の安定を図る。
やがて達さんは部屋に入ってきた。


