そんな毎日が続くある日。 いつものようにともちゃんと下校していると、 「!?かな!こっち行こ!」 「えっ?ともちゃん?」 ともちゃんが急に私の手を引っ張って曲がり角を曲がろうとした。 私は急にどうしたのかと思って通る筈だった道に目を向ける。 「どうし……」 そして、私は見てしまった。 私たちが帰り道に使ってた道の端で優が他の子とキスをしている所を。 「かな!行くよ!」 その後、私はともちゃんに引っ張られるがまま歩いた。