すれ違い
恋愛(実話)
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詞稀/著
- 作品番号
- 1187460
- 最終更新
- 2015/10/09
- 総文字数
- 984
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 13
- いいね数
- 0
これは、中学で体験した本当の話。
最後に後悔はしたくないから踏み出したのに
周りからの冷やかしが邪魔して、貴方への気持ちが
イヤな形でしか伝わらなかった。それでも優しい貴方に
惹かれていった。私の本当の恋。
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「ええ~!また僕の隣なの~!?」
「うっせ。俺もイヤだっつの。」
「それはこっちの台詞~!!」
おそらく、自分のことを僕という女子は僕しかいない。
柳原中学2年生キラキラの青春真っ只中佐藤夏樹だけ。
「夏樹、後ろの席ヨロ~。」
「うん!舞子ヨロ~!!」
「あれ?力稀は移動しないの?」
「またここになった・・・・」
「右に同じく僕も・・・・」
「もう運命だなw」
『凌駕、それはない!』
「仲良しだね~。」
『舞子、それもない。』
中2の冬、クジで決めた席替えの隣はまた同じ人だった。
2-1での席替えは今回で5回目。なのに席は全部決まって
後ろの窓側。隣も決まって内山力稀だけ。こんなこと滅多にないだろうな。
全部クジ、全部同じ場所、隣も全部同じ人。
「これはもう、宿命だと思うな~。」
「運命じゃなく?」
「宿命。」
「宿命ってなんのだよ?」
「ん~・・・・身長?」
「チービチービw」
「うっさい!勉強なら僕が上だからな!いつか身長も抜かしてやる!」
「やれるもんならやってみな~w」
「うっざ~!!」
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