「矢崎くん、今度若葉ちゃんの学校 行くんだって。よろしくね。」 おばちゃんがにっこりしながらミルク ティーを私のテーブルに置いた。 「よろしくお願いします。」 済んだ元気のある声が 響く。 彼が プールでみた笑顔で挨拶してくれた た。