雨上がりの虹空



翌日。

よく考えたら私たちは部活のチームメイト。


一緒に帰るなんて、普通なのかな…?

中学の時も、野球部とかのマネージャーと部員が一緒に帰っているところをよく見かけたし。


私が一人で暴走してたってこと…!?

は、恥ずかしい…


顔を合わせづらいけど、嫌なことに平日。

つまり、学校に行かなきゃいけない…


「おはよー、美夏! 昨日はごめんねー、どうなったの?
 あの後、私の傘あったんだけど…?」

「あー、おはよ…
 てかさ、聞いてよ綾莉!」

それから私は、登校しながら昨日の事を全て綾莉に語り始めた。


「…ということなの。」

「なるほどねー、それで傘が。」


綾莉、そこじゃないよぉー!
傘じゃなくて、私の進展を…

「まあ、良かったんじゃない? 一緒に帰れた訳だし。」

「いやー、そうなんだけどさー。」

「それでさ!
今度の大会、ギリギリ代表に選ばれたの!」

朝っぱらから和葉は一人で大盛り上がり。

私はただひたすら、うんうんと頷き、へぇー!と興味があるふりをし続けた。

でも、ひょっとしたらそれに気づいていたのかもしれない…