雨上がりの虹空


[TO:藤野君]

ありがとう。
私も、藤野君のこと、|


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ダメだ、書けない…

好きって、二文字だけなのに。
指が動かない。


「そろそろ寝ないと…」

そう呟いて布団を被ったものの、さっぱり眠気は起こらず。


眠れないまま、午前2時をまわった。

「2時か…」

時計の音が響くだけの、寂しい部屋。


天井を見つめてたら、なんとなく眠くなってきて。

あぁ、やっと眠れる…
と、思った瞬間。


『好きだ。』

藤野君の真剣な目と、声が鮮明に蘇ってくる。

一瞬で眠気が恥ずかしさに変わった。


「寝れるわけ、ないじゃん…」