カ ク レ オ ニ


「【カクレオニ】がどうでもいい美亜ちゃん、何か不機嫌みたいだね」

「やめてよ、ちゃんづけとかしないでキモいから。」

「はっはー、うるさいなー、ぶっとばしちゃうよ」

「春のその細腕と腕力で出来るわけでないでしょ」

「まぁね、いや、美亜面白いから」

「そんな理由で?」

っていうか、やっぱり聞かれてたのか…

「薄情でしょ?知ってる」

「別に私そんなこと言ってないし。っていうか私もだし」

さすが冷凍視線の生徒会長様だわ。
春は生徒会長。頭もよく、外見も良く、運動神経もイイ。歌もうまい。手先が器用。などととにかく現実でいるのか、ってぐらいの完璧美少女。

おかしい、天は二物を与えないはずだ。
私は……やめよう、悲しい。

「実際どうでもいい、どうせ流れたって穂波たちのいたずらか男子のいたずらでしょ」

「まぁ、それが妥当だよねー」

「ま、私らはこの騒動を見てましょ」

「そだね」


こんな会話を今は憎しんでいる。