地味子の正体はNo.1の総長!?II

瑞希「――っ!ごめんごめんごめん!ほんとにごめんなさいっ!」


意味が分かった瞬間私の顔も下っ端君同様、カッと赤くなり、謝りながら急いでどいた。


――グイッ


瑞希「うわっ!」


だ、誰?


いきなり後ろから手を引っ張られ、重心が後ろに傾く。


しかし倒れるわけでもなく、温かいものに包まれた。


「「「「「ラブラブ~!!!」」」」」


その正体は勿論克で、でも克の身に纏っているオーラは少し黒かった。


克は一つ舌打ちをこぼすと、私の腕を掴み、歩き出した。


瑞希「ちょっと、待ってよ!」


大勢の視線を感じながら二階へ上り、さらに一番奥にある屋上につながる階段を上り始めた。