「ただいまー」 「あ、お帰りなさい」 そう言って返事をする優愛は掃除機をかけている。 「俺の部屋は掃除しなくていいから。」 「んー。でも、私服とか全然洗濯してないわよ? 部屋に溜め込んでないでしょうね?」 「あ?あぁ、それはない。」 「………やっぱり、掃除させてくれない?」 「は?いや、だから大丈夫。」 「見せたくないものでもあるの? エロ本とかおいてあっても平気だよ?」