艶麗な夜華

彼のあまりに酷い発言に、


さっきまで真顔だった恭也の目つきが変わる。



「お前、それ本気で言ってるのか?」



静かな声は逆に怖く、


恭也が本気で怒っているのがわかる。



タクミさんは鼻で笑うと恭也とは真逆、


軽い感じで話す。



「嘘に決まってるじゃないですか。


恭也さん?今日はエイプリルフールですよ。


あはははっ」



恭也はタクミさんを鋭い目で見ると、


押さえきれない怒りをぶつけた。



「タクミ、テメェそれ以上ふざけた事言ってると、


俺はお前になにをするかわからないぞ」



あまりの緊張感に、


タクミさんの表情がこわばる。



「恭也さん……それ、本気で言ってるんですか?」