艶麗な夜華

恭也のお店に行くとルンルン気分で後片付けを始めた。



きっと恭也は、髪型が変わったあたしを見てなにか言う筈。



そうしたら、エレナで働いている事を話そう。



そんな事を思っていると出勤してきた恭也。



そしてあたしを見るなり一言。



「変わったな」



恭也の言葉は物足りなく、


少しムキになって言葉を返した。



「それだけ?」



「あぁ」



なんだか今日の恭也はそっけなく、


それがまたあたしをムキにさせる。



「なによそれ!


似合ってるねとか、そういうのないの?」



恭也はネクタイを付けながら言葉を返してくる。



「なんで俺が客でもないお前に、


気を遣ってわざわざそんな事言わなきゃいけねんだよ」