艶麗な夜華

それは、恭也に人を引き付ける魅力があるのもそうだけど、


やっぱり……本当は凄く誰よりも人の為に自分を犠牲にできる人だからなんだ。



「ありがとな。


助けられてばかりだな」



少しはにかんだ笑顔を見せる恭也。



「そういうのいいって!


恭也とつるんでると、


自分がかっこよくなった気がして気分がいいんだよ!」



「なんだそれ?」



「あっ!それ、俺もちょっとわかる!」



「だろっ!」




店内が賑やかな声に包まれる中、


ヤスに会計を頼んだあたし。



「ヤス、あたしそろそろ行くよ。


会計してもらえる?」



「駄目だ、金はもらえない。


恭也さんが言ってたろ?」



「うん。じゃあ……ごちそう様」